
地に足のついていない、
まだ何者でもない人間が何を語ろうと
そんなもの誰も聞きやしない。
人を好きでいる資格も好かれる資格もない。
などと、また自分の方へ自分の方へと
話を引き寄せて考える。
つきあってられないさ。
自分のことながら。
地に足のついていない、
まだ何者でもない人間が何を語ろうと
そんなもの誰も聞きやしない。
人を好きでいる資格も好かれる資格もない。
などと、また自分の方へ自分の方へと
話を引き寄せて考える。
つきあってられないさ。
自分のことながら。
心が揺れたら 押してください
田舎の風景の中、二人のキャラクターが歩いている。男性は美術館や一流のオーケストラがないことを嘆き、「こんな文化レベルの低いところでまともに話を聞け」と独り言を言う。女性はそんな話に興味を示さず、「そんなのどうでもええやないですか」と返し、さらに「私の話もちょっとは聞いてくださいよ」と話す。二人の会話には温度差がある様子が描かれている。