「海辺のバス停。」

僕は「描くのに人知れず苦労して苦労して、それが画面に全く現れていないさらっとした絵」をいい絵だと思っています。
これは高校生の時にノムラ先生が言った言葉の受け売りで、
先生も自分の先生から聞いた言葉なのかもしれません。

僕はまださらっと描こうとすると不安で不安で、
あっちこっち無闇に線を描いているうちに
すごく苦労して描いたっぽい絵になってしまいます。

それはそれでよいのかもしれませんが
いい加減そこから脱出したいといつも思っています。

思っているだけで、
やっぱり心の中では「こんなに苦労して描いたんだ!」と言いたい自分もいて、
あーあ、とうつむきながらまた次の絵を描き始めます。

心が揺れたら 押してください

【翻訳用】AIによるこのマンガ・イラストの説明

白黒のイラストで、若い女性がバス停で待っている様子が描かれている。女性はコートとマフラーを身に着け、風に吹かれている。背景は曇り空で、バス停の標識には「海辺前」と書かれている。草むらの中にあるバス停の看板は少し古びた印象だ。秋か冬の肌寒い季節を感じさせる雰囲気で、全体のトーンは落ち着いていて静かな印象を与える。

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