「凛。」

マキタと同じクラスだったのは2年生だけで、
3年になると別々になりました。

いやあ残念残念、なんて美術部ではおどけていましたが、
どこかでちょっとほっとしていました。

僕は自分をもてあましていました。

ああ僕は迷惑だ、迷惑な存在なのだと
勝手な独り言を周辺に振りまいて
その癖どこかでマキタの視界に入ろうとする浅ましさを
許せない、

そんな自家撞着にくたびれていました。

山から吹き下ろす強い風が
僕たちの会話をいつも途切れ途切れにしました。

心が揺れたら 押してください

【翻訳用】AIによるこのマンガ・イラストの説明

キャラクターはセミロングの髪型で、白いシャツにスカートを身に着け、大きなバッグを肩にかけている。背景には草原が広がり、青空には白い雲が浮かんでいる。キャラクターは空を見上げており、何かを思慮深く考えているように見える。全体的に落ち着いた雰囲気が漂っており、静かで穏やかな瞬間を切り取ったイラストである。

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