「原点。」

この青春モノクロームの漫画は物心ついた頃から
20代の終わりごろまで、えんえんと書き連ねた僕のひみつ&ポエム日記を
ベースにしています。

そもそもネットがない時代なので
日記を誰かに読ませようという目的はありません。
概ねその時の本音と言っていいでしょう。

でもやってみるとわかりますが、
人間て誰にも見せないひみつ日記の中ですら
本音を書くことは難しいのです。訓練がいる。

「自分に向き合う」なんて言いますが、
具体的に言えば日記に本音を書くという行為が
一番近いのではないでしょうか。

ブログやSNSで書く独り言は本音ではないと僕は思っています。
目的が必ずありますからね。
本音風の文体で書いた創作または自己紹介です。
だから特に共感することもありません。

やってみてください。誰にも見せない本音日記を。
大抵続かないと思います。
多くの人間にとって最も苦痛なことは、
自分の姿を目の当たりにすることだからです。

心が揺れたら 押してください

【翻訳用】AIによるこのマンガ・イラストの説明

1991年、高校2年生の僕は、日記を通じて心情を吐露している。マキタに出会う前の自分は「感じの悪い高校二年生」で、「気持ちはよくわかる」などとは言えない自分であることを認識している。日記には「僕はマキタに好かれたい」と書くことをためらっているが、これは成長と自分の感情に気づいていく過程を表している。マキタの存在が自分の心に大きな影響を与えていることを感じ始めている。

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