「沈黙。」

ネットでは自分を下げる方がウケると思っている人が多く、
いまだにリア充がどうみたいなことにこだわったりする人もいますが、

実際教え子でいつも自分は非モテ非モテと喚くようなやつでも、
お前ちょっと高校の卒業アルバムもってこいと言って
これが誰でどういうやつみたいなことをしゃべらせると、
なんだかんだ言ってしゃべりながら思い出し、
センチメンタルな自分語りを始めたりする。

僕はそういうの好きなんですよ。
「なんだお前、結構しゃべるじゃねえか」
ってニヤニヤしながらつっこむの。

別に恋愛の話なんかじゃなくていいんです。
こいつが嫌いだった、この先生がクズだった、高校最悪だった、
そんな話でいい。

それは君しか知らない君の世界の話です。
僕は君の頭の中にだけあるものを知ることが好きなのです。

変でしょうか?
僕はねえ、調べればわかる話を君としたくないのですよ。

—–

体育祭のクラス打ち上げでカラオケに行き、
騙されてアルコールを飲まされたマキタは気分が悪くなりました。

僕は無理やりマキタを連れ出し、背負って帰りました。
そりゃあ嫌だったと思いますよ。
いいことしたなんて僕も思っていません。

僕は熱血な性格ではない。
その時はクラスの連中が嫌いで仕方なかった。
だからそういうことをした。
多分、あの頃しかできなかったことだと思います。

僕は今年も僕の話をします。
君も誰かを捕まえて、自分の言葉で自分の話をするといい。

心が揺れたら 押してください

【翻訳用】AIによるこのマンガ・イラストの説明

夜空の下、二人の学生服の少年たちが描かれている。背景には満天の星と月明かりが広がり、幻想的な雰囲気を醸し出している。一人はしゃがみこみ、もう一人はそれを支えるように背後に立っている。二人は無言で、そこには静けさと互いへの信頼が感じられる。イラストは特有の淡い色彩で、絵全体に静寂と深い感情の余韻を与えている。

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