「背中②。」

3次元に置かれた存在を正確に2次元へ投影するのがデッサンだとすると、
漫画やイラストはそれを誇張してより極端に嘘をつく作業だ。

その嘘具合でいつも悩む。
このイラストもリアル目に寄せてはいるが、
実際の人間はこんなに頭が大きくないし、
腰もこんなにくびれてはいない。

僕はこの「嘘」に激しい抵抗を感じるので、
現実寄りの体型を描いてから少しづつバランスを変えている。
めちゃくちゃに時間がかかる。

子どもの頃から漫画を落書きしていれば、
自然にバランスが備わるんだと思う。
手癖と言うと悪い印象があるが、漫画やイラストには手癖が有効だ。

手癖をつけるにはとにかく数を量産するしかない。
それがまた楽しくてたまらない。

いまさら。

心が揺れたら 押してください

【翻訳用】AIによるこのマンガ・イラストの説明

短髪の人物が背中を見せて座っているイラストだ。上半身は裸で、下半身には紫色の布が巻かれている。右手で口元に触れており、全体的に静かな雰囲気を感じさせる構図だ。背景はシンプルなクリーム色で構成されている。

  • URLをコピーしました!
コンテンツ