
何度も何度も同じ話をします。
僕にとってとても重要だったからです。
距離感の話ともつながってくるんだけれど、
「好きじゃない」って言われたらもう出来ることは何もなく、
どれだけ良心が傷もうが、
苦しくて死にたくなろうが、
一人で苦しめという話なんですよ。つらいお話ですが。
思春期の恋愛で学習することはそれだけです。
男女は関係ないと思います。
そして一人で苦しむだけでなく、
そこで立ち直らないといけないわけです。
立ち直る力もまた、年齢がかさむことで弱くなっていきます。
大仕事ですよ。特に自己愛の強い人間にとってはね。
そうした傷をずっと引きずり続けることもまた、相手にとって不快かつ迷惑です。
弱い人間は全てを何かのせいにして逃げる。無意識に。
家庭のせい、毒親のせい、友達のせい、俺のせい。
「俺のせい」は典型的な逃避でしょう。自分のせいにしとくのが一番簡単ですから。
罪悪感があるのにまだ何かしたい、してあげたいと
感じる気持ちの正体は良心や優しさではなく単なる逃避であり、
ただ自分が弱いだけなのです。
そんな人間にして欲しいことはありません。
もっと苦しむといい。
そこは色んなイベントの中でも、
先送りしてはいけないことだと僕は思っています。
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恋愛は生理的欲求と強く結びついているので、
他のことよりも人間の地がでやすく。
これは人から聞いた話ではなく、
僕自身の話です。
だから茶化して優しい言葉に変換するのは嫌いです。