ジブンガタリ-860

ある教師が、発作的な内臓の痛みに襲われ、授業を自主作業に切り替えることを決断する。教師は学生に「どんな理由があろうとやると決めたらやるのだ」と普段から言ってきたが、その言葉を胸に点滴を受けながら命が大事と感じる。学生たちは文句を言わずに作業を進める一方で、教師は自分自身の限界を感じている様子だ。教師にとって、体調を理由にした授業の中断は初めての経験で、少し照れくさい気持ちがあるようだ。