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「僕は帰る。マキタのいない農道と田園と夕焼けの町に。 」
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「でも わたしは うたうのだ。」
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「そうだ僕には何も見えてない。」
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「廊下のマキタ。」
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「プラットホーム。」
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「どこかで何かのスキがあって。」
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「指摘のマキタ。」
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「マキタは物憂げに腰掛ける。」
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「君。」
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「僕は頑なに蓋をして。」
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「文化部の無駄会議。」
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「誰がどう言おうと間違っているのはお前だ。」
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「いつもいつもは笑えない。」
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「僕が電話を済ませて戻ってきた時、あなたはこっそり泣いていたのではないのかそんな素振りも見せずに。」
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「手をふろうとしてやっぱり私はやめた。」
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「雨に向かう、拮抗する。」
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「いらない人は何をしてもいらない。」
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「マキタとオータニと曇天。」
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「マキタとオータニとそこにある希望。」
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「マキタがこちらをじっと見る。」
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「距離が近いほどより鮮明に、抽象は具象に。 」
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「本当はね、本当は。」
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「マキタとオータニ。」
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「君とどこまで歩いたって。」
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