「青春美術部。」

「青春美術部。」

何のために面倒くさい思いをし、時間をかけて絵なんか描くんだろうか、
俺は何をやってるんだろうか、
そんな風に考えることもたびたびあって、
どこかで「俺は本当は絵なんて好きじゃない、ただの排泄行為だ」と
斜に構えているところもあった。

先輩がすごいねと言うような絵を描けば、
先輩は僕のことを見てくれるかもしれない、
そんな、今となればしょうもない媚を、
僕は自分に言い聞かせながら売り続けていたと思う。

それでもなお、僕は先輩に褒められたかった。
一言でいい、がんばったなと言われたかった。

情けない話ではあるけれども。

心が揺れたら 押してください

【翻訳用】AIによるこのマンガ・イラストの説明

ある男子が先輩に褒められるために絵を描いているが、先輩から「私はお前の絵が嫌いだよ」と告げられる。男子は先輩が振り返るような絵を描きたかったと呟くが、先輩は「私の好きな絵を描いたってお前自身のことは好きにならん」と言い、「私を好きだと言うならお前自身の絵で言えよ」と諭す。彼の内面への問いかけと自己表現の重要性がテーマだ。

  • URLをコピーしました!
コンテンツ