
女っ気のかけらもない枝くんも、時々「俺にも色々ある。ゾ。」と部屋の天井の隅をじっと見ながらつぶやいていた。
女っ気のかけらもない枝くんも、時々「俺にも色々ある。ゾ。」と部屋の天井の隅をじっと見ながらつぶやいていた。
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二人の男性が会話をしている。片方の男性が「女が来た」と報告し、続いて「そして朝帰っていった」と続ける。「よかったな」と相手が返事をし、報告した男性は「そ」と短く答える。最後のコマでは、語り手が枝くんの口から「女」という単語を聞いたのはこの時だけだとつぶやく。このやりとり全体が、過去の特別な出来事として描かれている。