村木:SIDE B「⑫:拘束時間。」

村木:SIDE B「⑫:拘束時間。」

僕は落ち着きがない。
何もしないでぼんやりしていることがことのほか苦手だ。
ちょっとでも時間が空くと、何かしていないと逆にストレスが溜まる。
こんな感じになった時、ちょっと起こしてしまえば済む話なのだけれど、
村木の寝顔を見ていると、とても起こす気にはなれなかった。

今思うと、こうやって少しづつ僕の時間は間延びし、
生き急いで発狂せずにすむ、貴重な休憩時間だったのかもしれない。

 村木SIDE B

 青春ノンフィクションI.「村木。」本編

心が揺れたら 押してください

【翻訳用】AIによるこのマンガ・イラストの説明

男性がベッドに座り、女性が寄り添って眠っている。腹が減ったとつぶやきつつも、動けずにいる。タバコを吸いたい気持ちや、やらねばならない課題とピアノの練習に思いを馳せる。女性は寝言を漏らし、男性は「好きなだけ寝ろ寝ろ」とつぶやく。最後に、女性が動き出し、男性は彼女が起きるのかと尋ねる。

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