「その気持ち。」

マキタが果たして、
ただお腹がすいていただけなのか、
それともしょんぼりとしている僕に気がついていたのか、
今となってはもうわからない。

が、マキタもまた人の気持ちによく気がつく人間であり、
僕と同じく直接わかりやすい言葉で伝えるということが
できない性格だったのは間違いない。

僕は人に気を遣うのも気を遣われるのも好きではない。
だからほっといても勝手気ままなわがまま人間についていき、
世話を焼く方がどちらかと言えば好きだ。

ただもしこれがマキタなりの気遣いなら、
僕はとても嬉しく、だから覚えている。

人の気を遣うということは、
人に気を遣わせないということだと思う。
ほとんどの人間はそれができない。
気を遣っているそれを知ってもらいたいと思っている。

だから互いに気を遣いあう。
それがいい時もあるし、イライラすることもある。

優しいにも色々ある。
それはどれくらい人と深く関わってきたかによる。

心が揺れたら 押してください

【翻訳用】AIによるこのマンガ・イラストの説明

桜井の送別会で料理を持ち寄ることになったが、料理に自信がない主人公は悩む。ボルシチを作ろうとするも難しく、小さな俵のような物を持参する。当日、友人たちが楽しげに料理をしている中、取り残された気分になりつつ一人で食べ始める。そこに友人が「一緒に食べよう」と声をかけ、取れたての食べ物を渡される。彼は友人の気遣いに感謝しつつ、少し照れた顔を見せる。マキタの人柄が垣間見える暖かいひとときである。

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