しあわせの時間(15)。

他者の考えを読み取るのが難しい謎めいた人物に惹かれる主人公が描かれている。高校時代、ただ相手を見透かすことができずに何も考えずにいた自分に気づく。本当は何も変わらない人がいいと感じ、静かで控えめな態度を好む。大人になったある日、同じように静かで謎めいた人と再会し、変わらない安定感を求めて関わりを持とうとする。