「誰にも入れない。」

僕にも保育園から高校まで一緒で、
家族ぐるみのつきあいだった幼な馴染がいたが、
30代で突然死んだ。

彼とは一度も喧嘩したことがない。
喧嘩するほど仲よくなかったのだ。
幼な馴染って意外とそんなものだと思う。
七回忌が済んだ今も、哀しいのかどうか、自分自身よくわからない。

オータニもマキタも、人前で感情を出す人物ではなかった。
ただ、マキタを待ち伏せようとしても、
いつも二人でいるので「邪魔だな」と思ったことはある。

邪魔だなあと内心文句を言いながら、
その時も僕は、
いいな
と思った。

心が揺れたら 押してください

【翻訳用】AIによるこのマンガ・イラストの説明

二人の人物が描かれていて、片方が相手の服を掴んでいる場面だ。一方は真剣な表情で相手に対峙し、もう一方は舌を出して挑発的な態度を取っている。傍らの文章は、二人が争う様子を見たことがあり、それを幼馴染らしくていいと思ったという観察者の視点を示している。

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