「室井アフター。」

僕の思い出は主に手紙や日記の中の文字に刻印されている。
顔なんてすぐ忘れてしまう。
そしてすぐに変わってしまう。

僕の時代にメールやLINEがあったとして、
こうしたやりとりが全てフォントで行われていたら、
僕にはひとかけらの思い出も残らなかったに違いない。

僕はよく手紙を書いた。
僕らの時代だって手紙はすでに時代遅れだった。
でも僕は書いた。返事は来なくとも書いた。

書いていれば、大事なタイミングの時
君たちは必ずちゃんと手紙で返してくれた。

内容なんてどうだっていいんだよ。
その文字を見て、僕はすぐに君たちを思い出す。

心が揺れたら 押してください

【翻訳用】AIによるこのマンガ・イラストの説明

美術部を辞めた室井が登場するエピソードだ。部員が彼女に新しい呼び方を尋ねるが、彼女は何でもよいと言う。別の部員は彼女の見た目についてからかう。卒業式後に室井から手紙を受け取った彼は、その内容や彼女の筆跡を思い出す。手紙には感謝の言葉とともに、自分がしたことを気にしないようにというメッセージが書かれている。

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