「ぱぴぷぺ・ぴくちゃん!(23)」

ぴくちゃんは誰が見ても立派な分裂病でしたが、
こちらが引いてしまわないで相手をしてあげていると、
色んな特性を見せてくれました。

言葉に強く執着するんですよね。
連想ゲームというかダジャレというか、
本気で何の意味もない文章から意味を見出そうとするのです。

そしてその自分が見つけた陰謀だったり裏の暗号だったりを
僕に必死で説明しようとします。

往々にして統合失調の患者がそうであるように、
ぴくちゃんも薬を飲んでいるうちにあっと言う間に治りましたが、
どの時点で治ったと言えるのか、僕にはわかりません。

大きな世界的組織の陰謀の中で、
殺される運命にあるヒロインだと自分を思い込む彼女を、
一体誰が不幸と断定できるんでしょうか。

目が覚めた方が不幸なのは
誰だってわかっていることなのに。

心が揺れたら 押してください

【翻訳用】AIによるこのマンガ・イラストの説明

この画像は、ネコ耳の女の子が料理についてのメタファーを通じて親しみを表現している場面だ。彼女は男の子に向かって「カレーの王子様」だったと語りかける。その後、彼女は何かの悲しみを紛らわすために歌を歌い始める。男の子は彼女の純粋な振る舞いに心を打たれ、胸がしめつけられるように感じている。物語の背景には、彼女が本当に目を覚ましているかもしれないという示唆がある。

  • URLをコピーしました!
コンテンツ