「1999年のディストピア。-背景-」

確かに僕は「氷河期世代」ですが、
今頃になってそんなくくられ方をするとやはり愉快ではない。

僕は多分、その頃の果てしない虚無感と未来のなさを
黎明期のネットに救われた、数多い人間のうちの一人である。

最初はひかるの独白として描こうと思っていたが、
実を言えばひかるは数日うちに逃げて、
その後ちゃんと自分で帰っていったので、
大した話らしい話はしていない。

これもまた中年のジブンガタリになってしまうが、
当時の僕が経験した空気や背景と共に、
その頭の中のディストピアを描いておきたいと思う。

心が揺れたら 押してください

【翻訳用】AIによるこのマンガ・イラストの説明

こちらの画像は、1999年のディストピア的な状況を描いた漫画である。「人間失格部」と呼ばれる悲哀ネットサロンが舞台で、登場人物たちは現実から逃避し、無力感や絶望感を抱えている。大学生、ひかる、そしてコンピュータを使う人物が登場し、それぞれの背景には精神的な悩みや社会的な孤立感が表現されている。「死にたい」と口にする場所すらなかった時代を象徴した内容だ。

  • URLをコピーしました!
コンテンツ