
自分で勝手に仲間はずれポジションをキープ。
僕がムロイにいらいらしたのは、
誰が見てもそんなことを考えているのが
わかっているのに、
それでもなお、「知らぬふりをして欲しい」と
全身で訴えるあの強い拒否感のせいだ。
自分で勝手に仲間はずれポジションをキープ。
僕がムロイにいらいらしたのは、
誰が見てもそんなことを考えているのが
わかっているのに、
それでもなお、「知らぬふりをして欲しい」と
全身で訴えるあの強い拒否感のせいだ。
心が揺れたら 押してください
部室内で部長と副部長が言い合っている場面だ。彼らの対立する空気に主人公は馴染めず、一人の方が楽だと感じている。自分の親のような優しい人を好まない様子で、自分自身もただ黙っているだけで特に優しい性格ではないことを自覚しているようだ。