
「わかってんだようるせえな」
が口癖の17歳の僕に、
今の僕が会えるなら、
やはり僕は何度でも言うだろう、
お前はまだ何もわかっていないと。
僕はわかっている。
わかってんだようるせえなと叫ぶ全ての君たちは
やはりまだ何もわかっていない。
「わかってんだようるせえな」
が口癖の17歳の僕に、
今の僕が会えるなら、
やはり僕は何度でも言うだろう、
お前はまだ何もわかっていないと。
僕はわかっている。
わかってんだようるせえなと叫ぶ全ての君たちは
やはりまだ何もわかっていない。
心が揺れたら 押してください
廊下で制服を着た少年と大人の男性が会話している。少年は少し離れた男性に挨拶をするが、心の中で「とっさに言えない」と悔やんでいる様子だ。大人はその声を聞かず、立ち去りながら「また人のせいにするのか」と自問する。少年も「ちくしょう」と悔しさを抱えている。お互いに伝えたい気持ちを持ちながら、それがうまく伝わらずにいる状況を描いている。