

最初は話を合わせようと、マキタの好きなものを聞いたり、
それをこっそり調べて詳しくなったりしましたが、
どれだけ知識を増やしてもそれで何が起きるわけでもない。
僕だけが楽しかったのです。
マキタをいつもつまらなそうな顔で描くのは、
それが僕に対する回答だったから。
最初は話を合わせようと、マキタの好きなものを聞いたり、
それをこっそり調べて詳しくなったりしましたが、
どれだけ知識を増やしてもそれで何が起きるわけでもない。
僕だけが楽しかったのです。
マキタをいつもつまらなそうな顔で描くのは、
それが僕に対する回答だったから。
心が揺れたら 押してください
少年は何かを書きながら過去を思い出しているようだ。「そう?」と誰かに対して静かな驚きを感じつつ、昔のことを回想している。その時、自分一人だけが一生懸命しゃべっていたことをよく覚えているようで、その状況や気持ちを鮮明に心に留めている。彼なりの楽しさや努力がその思い出に詰まっているのだろう。