


日記(ネットで公開する前提の日記は日記ではない)を書く意味は、
「自分は日記の中、つまり自分しか見ない世界の中でさえ
自分自身と向き合うことができないほど弱いのだ」
と気がつくところにある。
これは高校の古典の先生の受け売りだけれど、
本当にそうだと僕は思った。
日記(ネットで公開する前提の日記は日記ではない)を書く意味は、
「自分は日記の中、つまり自分しか見ない世界の中でさえ
自分自身と向き合うことができないほど弱いのだ」
と気がつくところにある。
これは高校の古典の先生の受け売りだけれど、
本当にそうだと僕は思った。
心が揺れたら 押してください
実家の田が通学路にある高校生の主人公は、稲刈りのため重い米の袋を何度も運ぶ作業をしている。この重労働に疲れながら、周囲の視線を気にして「見ないでくれ」と思うが、本当は「がんばってるね」と褒めて欲しかったのだと日記に書いている。彼は常に自分自身に対しても嘘をついていることに気づき、自己嫌悪感を抱いている。