「何かになるために。」

ある大学の美術部では、内輪での対立が存在している。それに対し、一人の学生はどちらの立場も理解しようと心に決めている。彼は平和を維持するため孤独に考えるが、自分の存在に疑問を感じ始める。そんな中、好きな人ができたことで少しずつ変わり始める。彼は相手からの手紙を受け取り、返事をする。相手は彼の返事に驚き、なぜ返事をくれるのかと尋ねるが、彼はただ「届いたから」と答える。そのことが彼にとって大切なことだと気づく。