「詩。」

詩は読むものではなく探すものだと思っている。

どんな有名な、あるいはどんな好きな詩人の詩集を買って背筋をただし、
頭から順番に丁寧に読んでも少しも頭に入ってこない。

でも憂鬱でうらぶれた気分の夜に
ふといつもは手にしない書棚の詩集を枕元にもってきて
ぱらぱらと適当に眺めてみる。

と、実にしっくりする言葉が目に飛び込んできたりする。
その同じ詩を繰り返し繰り返し眺めて、やがて眠る。
朝起きてもう一度見ると、その魔法は既に溶けている。

先輩から詩を与えられて以来、
そんな日々をずうっと繰り返してきた。
僕はそんなものを作りたくて絵や言葉を紡いでいる。

心が揺れたら 押してください

【翻訳用】AIによるこのマンガ・イラストの説明

感傷的な雰囲気のイラストが描かれている。キャラクターは椅子に座り、視線を下に向けている。背景には温かみのある色合いが使われ、秋のような穏やかな印象を与える。隣には「吉原幸子『怠け者のうた』より」という詩の一節が記されており、観る者に心の内側にある思いや葛藤を考えさせる要素が含まれている。詩は不確かな対話や美しさを求めている心情を表現しているようだ。

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