
僕は人の上に立って理想や理念を語ったり
誰かに向かってルールやけじめをつけたりするのは
ひどく苦手ですが、
どろどろ、ギスギスした雰囲気を
「まあええやないか」と事なかれ主義と不文律で
丸めるのは嫌いではありませんでした。
ただそれは自分の信用する、気にいった人だけを
そばに置きたがるということでもあり、
やっぱり田舎の農民の排他主義的なところがあったと思います。
自分の心地よいコミュニティを探して仲間に入れてもらうよりも、
そうした小さな小さな場所を自分で作り出す方が好きでした。